Work Records

日々の作業記録です。ソフトウェアエンジニアリング全般から、趣味の話まで。

ALISのICOスマートコントラクトを読んでALISベータ版にまとめ記事を投稿してみた

ALISとは

公式サイトより。

ALISは信頼性の高い情報・人に素早く出会えるソーシャルメディアプラットフォームです。 信頼できる記事を書いた人、それをいち早く見つけた人が報酬を獲得することで信頼できる情報を蓄積するプラットフォームの実現を目指します。 従来のメディアにありがちな広告のためのコンテンツ、ステルスマーケティング、信頼性の低い情報にうんざりしている人々を解放することがALISの目的です。

alismedia.jp

ブロックチェーンを用いたメディアを作成していて、ICOも成功しているプロジェクトです。
このメディアに記事を書いて高く評価されるとトークンがもらえ、いい記事を誰よりも早く評価してもトークンがもらえるシステムになっています。

何をかく?

ALISのプロジェクトは全てgithubとtrelloで進捗が確認できます。すごい。
ということで、せっかく公開されているコードの一部を読んでみることにしました。
ALISトークンのICOコントラクト部分を読み面白い部分をALISに投稿してみました。
全5回分になります。
ALISのICOスマートコントラクトを読む① | ALIS
ALISのICOスマートコントラクトを読む② | ALIS
ALISのICOスマートコントラクトを読む③ | ALIS
ALISのICOスマートコントラクトを読む④ | ALIS
ALISのICOスマートコントラクトを読む⑤ | ALIS

ALISトークンの実装が気になる方はぜひ記事の中をみてください。
この記事は実際にALISを使ってみた感想を書いてみます。

書いてみた結果

何ALIS獲得できたか

一番気になるのが結果どのくらいのトークンを獲得できたかだと思いますが、2018/05/20の時点で5 記事書いて、全89 いいねをもらい、49.513 ALISを獲得しました。
現在1トークンが$0.186173なので$9.2くらいの価値になります。
1記事200円くらいですね。高いのか安いのかよくわかりません。

どんな記事がいいねを獲得している?

現在、メディアの画面が、新着記事と人気記事のタブしかないので新着記事として出ている期間にどのくらい一気にいいねを獲得できるかがいいねを稼ぐ鍵なのかなあと感じました。
新着期間にたいしていいねを稼げなければ人気記事にも出てこないのでそのまま埋もれていきます。
アイキャッチ画像を工夫していたり、短い記事を量産したりするのもそのあたりの事情なのかなあと思います。

今後

普通のメディアの機能が追加されていく?

お気に入りのブロガーのブックマーク機能とか、過去記事の検索機能とか、普通のメディアにはある機能が実装されていくのではないかと思います。
今は、ブロックチェーンと仮想通貨のテーマしか投稿できないですが、将来は全ジャンル解放になるでしょうからタグ付けなどの機能も出そうですね。

個人的には、daily、weekly、monthlyのランキング機能とか出てくれるといい記事が見つけやすくていいなあと思っています。
トークンによる評価システムはいい記事の見つけやすさが前提で成り立つものだと思いますので。

ウォレット機能が出た時にどうなる?

ベータ版の現在では獲得したALISトークンを移動することができないので特に何も起きていませんが、ウォレットが実装されてトークンを移動できるようになったタイミングが気になります。
その時までにトークンを長く保持している方が得するというインセンティブがしっかりはたらく状況にしておくことが運営側としては重要になります。
white paperによるとトークンを多く持っている方がよりトークンを獲得しやすいといったモデルになっていてそこで担保しているようですが、それをユーザーに実感させる必要はありそうです。
ただ記事を書いてお金を稼ぐというモチベーションの人は貯め続けるというモチベーションはないと思うのでウォレットが実装されたタイミングが非常に注目だと思います。

まとめ

個人的には予想していたよりも1記事あたりに獲得できるALISの量が多かったので継続的に何か記事を書いてみてもいいかなあという感じです。

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